当院について

当院では1960年(昭和35年)の開設以来、緑豊かな江南の地で地域の皆様の「こころの健康」に関わるさまざまな病気の診断・治療を行ってまいりました。
外来や入院治療に加えて精神科訪問看護などの各種サービスの連携により、患者様ひとりひとりの自立を目指した医療を提供いたします。

当院の5つの特徴

当院は堅実な診療活動に取り組み、これまでの精神科のイメージとは違う、新しい時代に対応した医療を目指します。

  1. 入院された患者様が退院後ご自宅で自立した日常生活を送れるよう、入院時から支援する退院支援に力を入れています。さらに、訪問看護部門を強化し、医療提供の場を患者様のご自宅まで広げ、皆様が住み慣れた地域で安心して精神医療を受けられる環境づくりを進めていきます。
  2. うつ病、発達障害、認知症、不安神経症、不眠症などの様々な精神疾患に対応できる充実した体制を整えております。認知症では、個々の患者様の進行度や体の状態に配慮した最適な治療を行うことに重点を置き、患者様とご家族様のニーズに応えられるよう努めます。
  3. 看護にあたるスタッフ全員が新しい看護教育を受けており、人員も看護基準を十分に満たすように配置しています。
  4. 当院では優れた精神科専門医を育成することを目的とした精神科専門医研修プログラムに参加しており、東京大学精神神経科・獨協医科大学精神神経科と提携し、専攻医を指導しています。
  5. 当院で行う心理カウンセリングでは、患者様の抱える悩みに対して専門的な知識を持った臨床心理士がお話を聴き、適切な支援をしています。
院内の写真

ご挨拶

 埼玉江南病院は1969年に開設し、50年以上の歴史を有する精神科病院です。当院は、「患者様と御家族に寄り添う病院」を理念に掲げています。地域の皆さまの心の健康を支え、患者様と御家族が地域で安心して暮らせることを第一に目指します。

 熊谷市には日本ラグビー東の聖地として知られる「熊谷ラグビー場」があり、プロラグビーのトップチームの一つ【埼玉パナソニックワイルドナイツ】のホームグラウンドです。チーム名の「ワイルドナイツ」は元々チームが「野武士軍団」と呼ばれていたことに由来します。”何人をも圧倒する肉体的強さと、何事があっても砕けぬ精神的強さを以って挑戦し続ける者の象徴”という想いが込められています。「精神的強さ」と聞くと、私は「レジリエンス」を連想します。「レジリエンス」(resilience)とは、人生に発生する困難な状況から回復する「心の力」のことです。「精神的回復力」「打たれ強さ」「しなやかな心」「逆境を乗り越える力」など、多様な訳があてられています。ストレスに対する傷つきやすさや繊細さは人それぞれで、精神科を受診する人も然りです。患者様に寄り添うと同時にレジリエンスを高めることで患者様の精神的強さを生み出すことに力を注いでまいります。

 当院は患者様と御家族が抱えている課題を解決するために、医師、看護師、心理士、精神保健福祉士、作業療法士、栄養士といった多職種による協働を大切にしています。当院では精神科看護に関わる様々な職種の人たちが一つのチームとなって問題解決に向かって全力で取り組みます。患者様が社会の中で「活き活き」と暮らすことを目指して、当院スタッフは今後も患者様と御家族とともに歩んでまいります。

埼玉江南病院 院長 いしかわたかあきの写真

診療のご案内

診療科目精神科・心療内科・内科
外来受付時間月〜土 8:30-11:30 (毎月第3日曜日|8:30-11:30)
内科(月・水・木・土)
外来診療時間午前9時からになります。午後診療は初診のみ・予約制となります。
休診日日・祝祭日 休診 (毎月第3日曜日を除く)

交通案内

施設全体MAP

公共交通機関でお越しの方

  • 熊谷駅より  国際十王交通バス (小川町駅・県立循環器呼吸器病センター行)
  • 小川町駅より 国際十王交通バス (熊谷駅行)

バス停「江南病院前」下車、徒歩1分

バス時刻表 江南病院前行き(国際十王交通の外部サイトに移動します)

お車でお越しの方

熊谷市街から、荒川大橋を渡り県道熊谷‐小川秩父線沿いに約15分
(熊谷駅よりタクシー料金3,000円ほど)

関越自動車道
  • 嵐山・小川ICより 約15分
  • 東松山ICより   約25分

病院概要

病院名医療法人 仁和会 埼玉江南病院
所在地〒360-0114 埼玉県熊谷市江南中央2-7-2
TEL 048-536-1366 FAX 048-536-5996
メールアドレスsaitamakounan.hp@ak.wakwak.com
埼玉江南病院 外観

沿革

昭和35年3月診療科目 精神科、神経科、内科、46床にて開設
院長に福永光雄就任
昭和37年3月57床増床、計103床になる
昭和44年4月60床増床、計163床になる
昭和51年12月院長に揖取正彦就任
昭和52年1月本館、厨房、女子病棟新築、増設11床増設、計174床になる
昭和53年11月男子病棟新築、増設
49床増床、計223床になる
昭和63年8月診療科目 精神科、神経科、内科、神経内科、小児科に変更
神経内科、開放病棟新築、増設
39床増床、計262床になる
平成2年8月院長に石川和夫就任
平成3年7月診療科目 精神科、神経科、内科、小児科、眼科に変更
平成8年4月院長に髙橋三郎就任
平成12年4月診療科目 精神科、神経科、内科に変更
平成18年5月40床増床、計298床になる
平成27年11月病床数294床になる
令和6年4月院長に石川高明就任
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